• 自宅またはオフィスに合った正しいファクス セットアップの選択
• ケース A: 単独のファクス回線 (電話の着信なし)
• ケース B: DSL 環境でのデバイスのセットアップ
• ケース C: PBX 電話システムまたは ISDN 回線の環境でのデバイ
スのセットアップ
• ケース D: 同じ回線でファクスと着信識別サービスを一緒に利用
• ケース E: 電話とファクスを一緒に利用する
• ケース F: 電話とファクスとボイスメール サービスを一緒に利用
する
• ケース G: 同じ回線でファクスとコンピュータ モデムを一緒に利
用する
(電話の着信なし)
• ケース H: 電話とファクスとコンピュータ モデムを一緒に利用す
る
• ケース I: 電話とファクスと留守番電話を一緒に利用する
• ケース J:電話とファクスとコンピュータ モデムと留守番電話を一
緒に利用する
• ケース K: 電話とファクスとコンピュータ ダイヤルアップ モデム
とボイス
メールを一緒に利用する
自宅またはオフィスに合った正しいファクス
セットアップの選
択
同じ電話回線をデバイスと共有する機器やサービスがある場合、ファ
クスを正常に使用するには、それらの機器やサービスの種類を知って
おく必要があります。
これは、既存のオフィス機器をデバイスに直接
接続しなければならない場合に重要です。また、正常にファクスを使
パラレル
タイプの電話の国または地域 (続き)
デバイスのファクス機能のセットアップ
195
用するには、ファクスの設定を一部変更しなければならないこともあ
ります。
1
.
電話がシリアル方式かパラレル方式かを判断します
(
ファクス
機能のセットアップ
(パラレル方式の電話システム)
を参照
)。
a. シリアル方式の電話システムの場合 —
シリアル方式のフ
ァクスのセットアップ
を参照してください。
b. パラレル方式の電話システムの場合 - 手順 2 に進みます。
2
.
ファクスと一緒に利用する機器やサービスの組み合わせを選
択します。
•
DSL:電話会社を通じてデジタル加入者線 (DSL) を利用。
(DSL は、国/地域によっては ADSL と呼ばれています。)
•
PBX:構内交換機 (PBX) システムまたは統合サービス デ
ジタル通信網
(ISDN) システム。
•
着信識別サービス:電話会社の着信識別サービスでは、複
数の電話番号が与えられ、その電話番号ごとに呼び出し音
のパターンを変えられます。
•
電話:電話をデバイスのファクスに使用するのと同じ電話
番号で受信します。
•
コンピュータ
ダイヤルアップ モデム:コンピュータ ダイ
ヤルアップ
モデムは、デバイスと同じ電話回線です。次の
いずれかに当てはまる場合は、コンピュータ
ダイヤルアッ
プ
モデムを利用しています。
◦
ダイヤルアップ接続でコンピュータのソフトウェア
ア
プリケーションから直接ファックスを送受信している。
◦
ダイアルアップ接続でコンピュータから電子メールのメ
ッセージを送受信している。
◦
ダイアルアップ接続でコンピュータからインターネット
を利用している。
•
留守番電話:デバイスのファクスに使用するのと同じ電話
番号で電話に応答する留守番電話。
•
ボイスメール
サービス:デバイスのファクスと同じ番号で
の電話会社からのボイスメール
サービスへの加入。
3
.
次の表から、自宅やオフィスの設定に当てはまる機器とサー
ビスの組み合わせを選択してください。次に、推奨するファ
クス
セットアップを調べます。各方法については、この後手
順を追って説明します。
第
10 章
196
構成と管理
注記 自宅またはオフィスのセットアップがこのセクションで説明
されていない場合は、デバイスを通常のアナログ電話のようにセッ
トアップします。付属の電話コードの一方の端を壁側のモジュラー
ジャックに、もう一方の端をデバイスの背面の
1-LINE と書かれて
いるポートに接続します。他の電話コードを使用している場合は、
ファックスの送受信に問題が発生することがあります。
国
/地域に対して提供されたアダプタ用の付属の電話コードを接続す
る必要がある場合もあります。
ファクス回線を共有する機器やサービス
推奨するファク
ス
セットアップ
DS
L
PB
X
ディス
ティン
クティ
ブ
リ
ング
サービ
ス
電話 コンピ
ュー
タ
ダ
イヤル
アッ
プ
モ
デム
留守番
電話
ボイ
スメ
ール
サー
ビス
ケース
A: 単独
のファクス回線
(電話の着信なし)
ケース
B: DSL
環境でのデバイス
のセットアップ
ケース
C: PBX
電話システムまた
は
ISDN 回線の環
境でのデバイスの
セットアップ
ケース
D: 同じ
回線でファクスと
着信識別サービス
を一緒に利用
ケース
E: 電話
とファクスを一緒
に利用する
ケース
F: 電話
とファクスとボイ
デバイスのファクス機能のセットアップ
197
ファクス回線を共有する機器やサービス
推奨するファク
ス
セットアップ
DS
L
PB
X
ディス
ティン
クティ
ブ
リ
ング
サービ
ス
電話 コンピ
ュー
タ
ダ
イヤル
アッ
プ
モ
デム
留守番
電話
ボイ
スメ
ール
サー
ビス
スメール
サービ
スを一緒に利用す
る
ケース
G: 同じ
回線でファクスと
コンピュータ
モ
デムを一緒に利用
する
(電話の着信
なし
)
ケース
H: 電話
とファクスとコン
ピュータ
モデム
を一緒に利用する
ケース
I: 電話と
ファクスと留守番
電話を一緒に利用
する
ケース
J:電話と
ファクスとコンピ
ュータ
モデムと
留守番電話を一緒
に利用する
ケース
K: 電話
とファクスとコン
ピュータ
ダイヤ
ルアップ
モデム
とボイス
メール
を一緒に利用する
第
10 章
(続き)
198
構成と管理
ケース